樹齢1500年以上とされ、日本三大桜の一つで国の天然記念物・淡墨桜(岐阜県本巣市)の枝が10日、1本折れた。淡墨桜は昨年9月の台風21号による強風で大枝4本が折れたが、5日に満開の花を咲かせた矢先だった。 市教育委員会によると、折れた枝は約3メートル。10日は雪が積もっていたが、市が相談した樹木医は「従来ならば、この程度の雪で折れることは考えにくい」との見方を示したといい、原因は分かっていない。 市は折れた部分に防腐処理を施し、ほかの枝を総点検してひびやキズなどの状況を確認する。 昨年の台風21号による被災後、市民や地元企業などから500万円以上の寄付があり、桜の保護を使い道にしたふるさと納税にも90人が申し込むなど、支援の輪が広がっていた。 淡墨桜は伊勢湾台風(1959年)の影響で枝が折れて枯死寸前となったが、作家宇野千代(1897~1996)が保護運動に尽力し、よみがえった逸話で知られる。(山野拓郎) |
淡墨桜の枝また折れる 樹齢1500年、雪の重みで?
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