(11日、フィギュアスケート世界国別対抗戦・男子ショートプログラム)
フィギュア特集 Kiss and Cry
SP3位となった宇野昌磨(トヨタ自動車)は淡々としていた。「失敗を悔やむほど練習ができていない。妥当な成績」
4位に終わった3月の世界選手権の後、「成長したい」と悔しさを糧に練習してきた。この日のSPの曲は平昌五輪で銀メダルを獲得したビバルディの「四季」の「冬」に戻した。
冒頭の連続ジャンプはこれまでより難度の高い組み合わせを予定したが、最初の4回転フリップが単独に。4回転トーループを連続ジャンプに変えたが、ミスが出て得点は伸び悩んだ。「(自分自身が)練習の段階では変われていたが、本番では何も変わっていなかった」と振り返った。
「フリーはジャンプの構成をがらっと変える。挑戦はやめない」と語った。