13日午前7時15分ごろ、千葉県船橋市宮本8丁目の京成船橋競馬場駅近くの踏切で、「男がノコギリで遮断機を切断している」などと110番通報があった。県警船橋署が器物損壊容疑で捜査している。
同署や京成電鉄によると、切断されたのは直径約10センチのグラスファイバー製の遮断機2本。午前7時5分ごろに隣の京成谷津駅構内で人身事故があり、同30分すぎに運転が再開されるまで踏切の遮断機が降りたままだった。同署は、男が待ちきれずに遮断機を切った可能性もあるとみて調べている。京成は午前9時すぎに遮断機を交換した。
ツイッターに投稿された動画には、年配の男が遮断機をノコギリのようなもので切断する様子が映っている。男は切った遮断機を放置し、白い軽自動車に乗って踏切を通過している。