大手家電メーカーのシャープを傘下に持つ台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長(68)は16日、来年1月の台湾総統選について、「(立候補するかどうか)数日以内に決めたい」と語った。出馬する場合、野党国民党の予備選に参加して公認を目指す。台湾メディアの取材に答えた。
郭氏は15日、「若い世代に学ばせ、早く後を継がせたい」と台湾メディアなどに語り、鴻海の経営の第一線から退く意向を表明したばかり。16日にはさらに、フェイスブックにも「私に何が変えられるのか、何ができるのか? 2020年の後のリーダーシップのあり方が、若者の未来を決める」と投稿し、総統選への意欲をにじませた。
総統選は来年1月11日に投開…