岩屋毅防衛相は米ワシントンで19日午後(日本時間20日午前)、シャナハン米国防長官代行と会談した。航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aの墜落について捜索や原因究明で協力することで一致。岩屋氏は会談後、記者団に対し、米側が近く高い海中捜索能力を備えた船を派遣することを明らかにした。
防衛省によると、岩屋氏は会談で、墜落によって今後のF35の取得計画に影響があるのではないかとの見方が日本国内で出ていることを伝え、原因究明の重要性を強調した。高いステルス性能などを持つF35Aについては、海に沈んだ機体の一部を中国やロシアが入手して技術が流出するのではという懸念も、米国や日本国内で出ている。
在日米軍駐留経費の日本の負担…