ミャンマー北部カチン州パカンのヒスイ鉱山で大規模な地滑りがあり、23日時点で50人以上が行方不明になっている。地元メディアによると、数万平方メートルが土砂に覆われており、救出作業が難航しているという。
地元メディアなどによると、地滑りがあったのは22日夜。採掘で不要になった土砂をためていた場所が崩壊し、作業をしている人や重機をのみ込んだという。なだれ込んだ土砂は深さ30メートルほどにおよぶといい、23日から始まった救出活動は進んでいない。
パカンのヒスイ鉱山では企業による採掘のほか、国内外から集まった人たちが個人で採掘を続けており、これまでもたびたび地滑り被害が起きている。2015年11月の地滑りでは100人近くが犠牲になっている。(スリランカ東部バティカロア)