(30日、プロ野球 中日3-1巨人)
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平成最後の日が、忘れられない一日になった。中日の伊藤康は「最初から最後まで、ずっと緊張していた」。プロ初出場で初めての先発メンバー入り。しかも、一回のプロ初打席で中前に初安打と「初」が重なった。
その裏の守りでは1死一、二塁から、左中間フェンスを直撃し、はね返った打球をジャンプしてつかむ。「運がよかった。走者が『捕った』と勘違いしてくれた」と伊藤康。直接捕球と判断して一塁へ戻ろうとした巨人・岡本を二塁で封殺した。
地元の中京大中京高からドラフト5位で入団して2年目の19歳の活躍に、「思い出に残ったと思う。次もチャンスを与えないとね。若い選手が思いきったプレーをすると、みんなが引っ張られる」と与田監督。令和での飛躍を期待した。