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中日・大野雄、渾身の125球完封 漂うエースの自覚

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-5-8 10:37:56  点击:  切换到繁體中文

 

(7日、プロ野球 中日6―0広島)


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三回、中日に5点目が入った。「そこで最後まで投げようと思った」と大野雄。今季、チームにとって完封はもちろん、零封勝利さえない。エース左腕のプライドに火が付いた。


最速149キロの直球にスライダー、ツーシームを自在に操った。特に右打者の内角低めへの制球がさえた。バティスタ、鈴木、長野の右の主軸3人には安打を1本も許さず、計7奪三振。完璧に封じ込んだ。


散発3安打で三塁を踏ませず、2017年9月の巨人戦以来、2季ぶりの完封勝利。プロ9年目で自己最多タイの13三振を奪った。渾身(こんしん)の125球でチームに今季初完封をもたらした。


昨季は0勝3敗。新人だった11年を除き、初めて未勝利でシーズンを終えた。オフに与田監督から「エースとして期待している」と伝えられ、自らを見つめ直した。かなりの酒豪だが、今年2月から禁酒した。自らを律することで、気持ちに張りが出ている。


4月27日からの12連戦でチームはやっと4勝目。「状態はいいとは言えない。6季連続Bクラスで、例年、この時期からズルズルいっていた。何とか食い止めたかった」。その言葉の端々からはエースの自覚が漂った。(鷹見正之)



 

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