記者コラム
貴景勝には残念な思いだ。けがを押しての再出場は、わずか1日で再び休場届を出す羽目に。師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「判断は間違っていなかった」と強調したが、そう見る者は多くはない。
痛みが引いて本人の直訴で出場したというが、結果的に新しい診断書では最初の靱帯(じんたい)損傷に加え、骨の挫傷があった。前回同様「約3週間の加療が必要」とされた。もしも、痛めた部位が増え、完治までの予想期間も延びたなら最悪だ。
今回の再出場は、対戦相手やフ…
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