「女子サッカーが、ブームではなく、文化になっていけるように」。2015年女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の決勝前の記者会見で、なでしこジャパン(日本女子代表)の主将、宮間あやさん(34)が語った言葉だ。日本が16強で敗退し、7日に決勝があった今回のフランス大会。あれから4年。宮間さんに改めて思いを聞いた。
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伸びてくる足や一瞬のパワー。親善試合とW杯では、気迫が全く違う。1点の重みも、そう。この1点を取ったら、このピンチを防いだら自国のスターになる、国のために闘うという熱い思いが自然とプレーにのってきます。実際にやってみないと分からない難しさが、世界大会には間違いなくあります。特に五輪の方がすごかった。
16年のシーズン以降、一線ではプレーしていません。そのため、女子サッカーの現状について語れるだけの情報を正直持っていません。今は時々、サッカー関連のイベントに参加させてもらったり、子どもたちと一緒にボールを蹴ったりするぐらいです。
■「おばちゃん、どこでやってた…