(24日、サッカー南米選手権 日本1―1エクアドル)
前田が、上田が、中島が、ゴール前の絶好機を逃した。久保のシュートはネットを揺らしたが、オフサイドの旗が上がった。後半40分から終了までの13分間、幾多のチャンスをものにできず、上田は「決めきれなかった僕の力不足」と責任を背負い込んだ。しかし、それだけだろうか。
「チャンスを多く作ることを求める」と森保監督は言っていたが、後半はエクアドルの選手に疲れが見えた40分までほとんど好機がなかった。前半に三好や久保がドリブルで攻め込めたのはDFとボランチの間のスペースを使ったから。相手はその穴を埋めるため、後半開始と同時に選手を代え、システムも変更。攻撃ではロングボールを多用して肉弾戦に持ち込んだ。
日本はその修正に対応できず、…