「ひろせホーム」で子どもたちを育てる廣瀬タカ子さん=千葉県、川村直子撮影
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「この子たちを『かわいそう』と言わないで。特別視せず、皆で一緒に育てようという社会になってほしい」。生みの親と暮らせない子どもたちを千葉県内で育てる廣瀬タカ子さん(71)は訴える。31年前、里親に登録。10年前からは同時に6人までを預かるファミリーホーム「ひろせホーム」を運営し、夫の正さん(75)らと共に、これまで65人を世話してきた。
廣瀬さんは養子縁組をしない。…