景気の現状を示す7月の景気動向指数は、2か月ぶりの上昇となりました。
内閣府が発表した7月の景気動向指数は、景気の現状を示す「一致指数」が前の月から0.3ポイント上昇し、99.8となりました。上昇となるのは2か月ぶりです。
7月の鉱工業生産指数が改善したことや卸売業の業績が好調だったことなどが要因です。
内閣府は、景気の基調判断について3か月連続で「下げ止まり」という表現に据え置きましたが、来月発表される8月の景気動向指数が0.1ポイント以上、下落すると、基調判断は「悪化」へと下方修正されます。