危険な走行を繰り返す「ドリフト族」の男ら5人が、不正な車検を通すため自動車整備会社の役員に賄賂を送ったとして、警視庁に逮捕されました。
贈賄の疑いで逮捕されたのは車で危険な走行を繰り返す「ドリフト族」の浅倉桂悟容疑者(26)ら5人です。警視庁によりますと、5人は今年1月、加重収賄の疑いで逮捕された、さいたま市の自動車整備会社役員、菊地孝之容疑者(50)におよそ2万円を渡す見返りに、違法に改造した乗用車を実際に検査することなく、車検を通した疑いがもたれています。
取り調べに対し、いずれも容疑を認め、浅倉容疑者は「車検を通すためには、多額の改造費用がかかった」という趣旨の供述をしているということです。