9日、首都圏を直撃した台風15号。被害が大きかった千葉県を中心に、今も60万軒以上で停電が続いています。千葉県君津市の現場から報告です。
台風の被害を受けた、81歳の女性の自宅を取材させてもらいました。女性の自宅は、屋根が飛ばされてしまい、2階部分が水浸しになってしまったそうです。
「バリバリって音がして、あれ何だろうと思って上がってきたら、こういうふうになっていて。まさかこんなことになっているとは思わなかった」(山本多津子さん)
台風の被害と停電もあり、隣の木更津市にある娘さんの家に避難したそうですが、そこも停電していたそうです。
午前10時半時点で、千葉県を中心に今もおよそ62万軒が停電しています。東電が復旧作業を急いでいますが、千葉市などでは、復旧が11日以降になるということです。