成田空港では、台風15号の影響で足止めとなったおよそ1万3000人が、空港の中で一夜を明かしました。
椅子や床の上で寝袋にくるまって寝ている人たち。成田空港では、台風15号の影響で9日、都心に向かうバスのほか、JRや京成電鉄でも運休や本数を減らすなどの混乱が続き、海外から帰国したものの、自宅に帰ることができない人たちなどがロビーにあふれました。
空港では、水やクラッカー、寝袋などが配られ、およそ1万3000人がターミナル内で一夜を過ごしました。
Q.どこで寝ていましたか
「床の上ですね」(利用者)
Q.硬くないですか
「もう椅子が空いてなかったので、硬かったんですけど我慢して」(利用者)
「10時間以上は待ってますね」(利用者)
Q.飛行機に乗っている時間より
「長い。きょうも取れてなくて、帰りは明日になりますけど」(利用者)
10日はバスや京成電鉄が始発から運行し、空港での足止め状態は解消されつつありますが、JRの都心と結ぶ一部区間は、まだ運転が再開できていません。