台風は大きな爪痕を残して日本列島から離れつつありますが、次は、猛烈な暑さがやってきました。東海地方を中心に、真夏に逆戻りしたような厳しい暑さとなりました。三重県桑名市で、全国でもっとも高い37.9度を観測しました。
台風周辺の暖かい空気が流れ込んだ東海地方は、各地で気温がぐんぐん上がり、三重県桑名市で37.9度、岐阜県多治見市で37.6度、美濃市で37.4度と、9日の最高気温で全国の上位3地点を東海地方が占めました。
「もうちょっと涼しいと思ったが、真夏ですね」(名古屋の人)
「8月が終わったら、ちょっとずつ涼しくなるイメージが・・・。これは9月の暑さではない。もう勘弁してくれ」(名古屋の人)
「三重県桑名市、強い日差しです。手元の温度計は現在40度を超えています。日差しが強く、とても暑いです」(記者)
桑名市の小学校では、運動場での体育の授業を中止したほか、体育館の中も高温になったため運動は危険と判断。“座学で”ダンスの授業が行われました。
「暑すぎて授業が頭に入ってこなかった」(児童)
「座っているだけで汗が・・・」(児童)
東海地方では、10日も気温が35度以上になる所がある見込みで、気象台が熱中症に注意を呼び掛けています。