米ニューヨーク市ブロンクス動物園は現地時間4月5日、同園で飼育しているマレートラ(4歳・雌)に新型コロナウイルスの陽性反応を確認したとの声明を発表した。中国新聞網が伝えた。
声明によると、この「ナディア」と名付けられているトラはこのところ乾いた咳をする症状が出ていたという。また、ナディアのほか、姉妹の「アズール」、アムールトラ2頭およびアフリカライオン3頭にも同様の症状が確認されている。
ブロンクス動物園は、「検査結果は、米国農務省国家獣医学研究所による実証が得られた。トラが新型コロナウイルスに感染した例は、今回が世界で初めてとなる」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年4月7日