中国はレバノンの要請に応じて、同国に国薬集団(シノファーム)製の不活化ワクチンを援助し、新型コロナ対策を支援することを決定した。中国中央テレビが伝えた。
中国は現在までにすでに53の発展途上国にワクチンを援助し、27か国にワクチンを輸出している。中国は世界保健機関(WHO)の「COVAXファシリティ」に積極的に参加し、発展途上国の差し迫った需要を満たすため1000万回分のワクチン提供を決定している。WHOはすでに、中国製ワクチンの緊急使用の承認について審査に入った。中国はまた、国連平和維持活動に参加する人員向けの新型コロナワクチンプロジェクトに参加し、ワクチンを寄贈することも決定した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月2日
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