中国人民銀行(中央銀行)が11日に発表した今年4月の金融統計データ報告によると、複数の金融指標の増加率が上昇し、ここ数年での最高を更新した。このうち広義マネーサプライ(M2)の残高は209兆3500億元(1元は約15.1円)に上り、前年同期比11.1%増加した。増加率は前月を1ポイント(p)、前年同期を2.6p、それぞれ上回り、2017年1月以降で最高だった。「工人日報」が伝えた。 これと同時に、狭義マネーサプライ(M1)残高が57兆200億元で同5.5%増加し、増加率は前月を0.5p、前年同期を2.6pそれぞれ上回り、18年7月以降の最高を更新した。 融資について、4月は人民元建て融資が1兆7千億元増加し、同6818億元増加した。部門別にみると、住宅部門の融資が6669億元増加し、短期融資と中長期融資のデータはともに目に見えて改善した。企業・事業機関への融資は9563億元増加し、中長期融資と手形貸付は速く増加した。 同じ時期に発表された4月の社会融資規模(ストック)統計データ報告によると、4月末現在の社会融資規模は265兆2200億元で、同12%増加し18年6月以降の最高を更新した。4月には社会融資規模が3兆900億元増加し、前年同期を1兆4200億元上回った。 中国人民銀行はこのほど発表した第1四半期(1-3月)の通貨政策執行報告の中で、「今後、健全な通貨政策はさらに柔軟性を高め、政策を打ち出す度合い、リズム、重点をしっかり把握し、成長の安定、雇用の保障、構造の調整、リスクの予防、インフレの抑制の5つの関係をしっかり処理して、M2と社会融資規模の増加率と国内総生産(GDP)の名目成長率とが基本的なバランスと小幅の上昇をキープし、金融の適切な成長によって経済の質の高い発展を支持することが必要だ」との見方を示した。(編集KS) 「人民網日本語版」2020年5月12日 |
中国4月の広義マネーサプライが11%増加
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