湖北省武漢大学人民病院の病室で6月14日、崔志強さん(65)は、両手で歩行器のバーをしっかりと握りしめ、1分間、しっかりと立ち上がった状態を保っていた。崔さんは、湖北省で初めて、新型コロナウイルスPCR検査で陰性に転じ、末期肺疾患で肺移植手術を受けた患者だ。1月23日に新型コロナウイルスに感染してしまった崔さんはECMOと人工呼吸器によって62日間生死の境をさまよい、一度は「絶望的」と見なされていたが、4月20日に武漢大学人民病院で両肺の移植手術を受け、奇跡的にその命を救われた。彼は現在、同院の医療スタッフからの手厚い治療と看護を受けており、全力で回復に向かっている。人民網の微博(ウェイボー)公式アカウントが伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年6月16日
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