国務院共同対策メカニズムの3日午後の記者会見で、ある外国メディアの記者が「中国は世界保健機関(WHO)に感染状況を報告したことがない」との報道について質問した。中国中央テレビが伝えた。
これについて、国家衛生健康委員会の報道官を務める胡強強副宣伝局長は「こうしたメディアの報道における主張は事実と全く異なる」と指摘。「感染症の発生以来、中国は一貫して公開性と透明性のある、世界の公衆衛生上の安全に対して強く責任を引き受ける姿勢に基づき、直ちにWHO、関係国・地域の組織、及び中国の香港・マカオ・台湾地区に自ら進んで感染症に関する情報を伝え、新型コロナウイルスのゲノム配列情報とPCR検査のプローブとプライマーに関する情報を共有し、WHOと関係国に関係する情報と状況を定期的に伝えてきた」と説明した。
胡氏は「私の手元に、中国国務院新聞弁公室が先月発表した『新型コロナウイルス感染症との闘いにおける中国の行動』白書がある。この白書は中国語版と英語版があり、感染症と闘った中国国民の偉大な歩みを全面的に記録し、感染症との闘いにおける中国の経験と手法を国際社会と分かち合い、世界の感染症との闘いにおける中国の理念と主張を明らかにしている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年7月6日