「入境貨物検査検疫証明」は、輸入商品が使用されたり市場で販売されたりする際に必要になる重要な書類だ。8月1日より、上海税関はこの「入境証明」の電子化サービスを開始した。これまでこのサービスはすべて手作業による入力に頼っていたが、今では税関の通関や検査などのシステムの中からデータを取得し、「証明書電子化」管理システムが自動的に証明書を発行し、自動的に「単一窓口」に送られて、QRコードが作成される。企業は「単一窓口」経由で「入境証明」をダウンロードし印刷することが可能だ。人民日報が伝えた。
上海康健進出口有限公司の楽佳毅副社長は、「弊社は主に乳製品の輸入貿易を手がけており、通関の時間的効率性に対する要求が高い。今では、ウェブサイトに登録すればすぐに電子証明を調べたりダウンロードしたりできるようになり、いつでも乳製品の物流作業を手配でき、サプライチェーン全体で少なくとも2-3日間の時間の短縮になった」と話した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年8月18日