中国兵器工業集団有限公司の2021年度活動会議で明らかになったところによると、同集団は戦略的新興産業の育成で積極的な成果を上げた。北斗応用における中心的役割を十分に発揮し、中央企業北斗産業協同発展プラットフォームを設立し、北斗高精度サービスの世界ユーザー数は5億人を突破。北斗3号地域ショートメール民間用サービスプラットフォームの建設を終え、サービス能力を備えるようになり、北斗地上増強システムとショートメールという2大特色サービスの優位性を形成した。科技日報が伝えた。
さらに同集団は提携先の中央企業と共同で、北斗の鉄道業界における総合応用モデルプロジェクトを担当し、北斗の鉄道や電力などの国家戦略的業界における普及を促進した。スマートシティ、コネクテッドカー、ドローンなどの新興分野における北斗の大規模応用ペースを上げ、北斗応用と産業生態圏を構築し、1000万人規模の市場ユーザーの新たな空間を切り開いた。
このほか、同集団は体系的に民間用品の産業構造の調整・最適化を推進し、重要プロジェクトを実行に移し、民間用品先進製造業体制の構築ペースを上げた。MEMS部品、レーザーレーダー、スマート警備などの戦略的新興産業を育成し、タイヤ式電動鉱山車両、大型工作機械、OLEDディスプレイ、人工ダイヤモンドなどのトップ製品を形成した。鉱山車両は豪州などのハイプレステージ市場から注文を獲得した。森林・草原消火などの装備の体系的な発展ペースを上げた。4種・52台の森林消防特殊車両、30台の履帯式全地形森林消防車を量産・引き渡した。国の重大公共安全事件、重大自然災害への対応に効果的な手段を提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年2月1日