外交部(外務省)駐香港特派員公署は12日「外交部駐香港特派員公署報道官は米政治屋に香港特区の事と中国の内政への干渉を直ちに止めるよう要求する」と題する文章をウェブサイトに掲載した。中国中央テレビが伝えた。
文章は「米国の一部の政治屋が依然捜査・処理の過程にある香港住民の不法越境事件についてあれこれ口出しし、四の五の言っていることについて、外交部駐香港特派員公署報道官は強い不満と断固たる反対を表明し、米国の政治屋に対して香港特区の事と中国の内政への干渉を直ちに止めるよう要求する」と表明した。
文章は「中国は法治国家であり、中国の司法機関は法に基づいて事件を処理し、法に基づいて犯罪被疑者の合法的な諸権利を保障し、『一国二制度』の原則に厳格に照らして内陸部及び香港特区に関わる事件を処理する。口出しする権利は米側にない」と指摘。
「現在米国自身が経済・社会問題が絶えず、人種間の衝突事件が頻発し、新型コロナウイルスの感染者数と死者数が高止まりしており、本来なら国内問題をしっかりと処理することに力を集中するべきだ。だが米国の特定の政治屋は他国内の事に尋常ならざる『関心』を寄せ、乱暴に干渉する一方で、自国内に存在する深刻な問題には見て見ぬふり、知らぬふりをしている。我々は米国の政治屋に対して、国際法と国際関係の基本準則を遵守し、自らの立ち位置を正し、自国の事をしっかりと管理し、香港特区の事と中国の内政への干渉を直ちに止めるよう厳正に要求する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年9月14日