習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は14日午前、江蘇省南京市で長江経済ベルト発展の全面的推進に関する座談会を開催し、重要談話を発表した。習総書記は、「中国共産党第19回全国代表大会、第19期中央委員会第2回全体会議(二中全会)、第3回全体会議(三中全会)、第4回全体会議(四中全会)、第5回全体会議(五中全会)の精神を徹底して実行し、新たな発展理念を確固として貫き、長江経済ベルトの質の高い発展を促し、生態環境を優先するグリーンな発展という新たな一章を書き記し、地域の協調的発展の新たな手本を立ち上げ、高いレベルで対外開放を行う新たな重要拠点を構築し、イノベーションによる発展駆動という新たな優位性を作り上げて、長江経済ベルトを中国の生態環境を優先するグリーンな発展の主戦場、国内と世界という2つの循環をスムーズにする主動脈、経済の質の高い発展を導く主力軍にするべきだ」と強調した。新華社が伝えた。
また習総書記は、「長江経済ベルト発展の推進は中共中央が決定した重大政策であり、国の発展の全局面にかかわる重大な戦略だ。今回の五中全会の提案でもこの点について明確な要求が打ち出された。長江経済ベルトは沿江部11省・直轄市をカバーし、中国の東部・中部・西部という三大ブロックを跨ぎ、人口規模と経済総量は全国の半分を占め、生態的地位が際立ち、発展のポテンシャルは巨大であり、新発展理念を実践し、新発展構造を構築し、質の高い発展を推進する中で重要な役割を果たす。生態環境システムの保護と修復を強化し、国内の大循環をスムーズにし、高いレベルで対外開放を行う新たな重要拠点を構築し、産業基盤のハイグレード化と産業チェーンの現代化を加速させ、長江文化を保護し、受け継ぎ、発揚していくべきだ」と指摘した。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年11月16日