河南省科学技術庁の発表によると、科学技術部(省)は国家スパコン鄭州センターがこのほど検収に合格し、かつ国家スパコンセンターとして管理されることを承認した。鄭州センターは天津、長沙、深セン、済南、広州、無錫に続く全国7番目の国家スパコンセンターとなった。新華社が伝えた。
国家スパコン鄭州センターの検収合格と運営開始は、河南省の科学技術革新と産業モデル転換・高度化の促進、経済の質の高い発展のけん引・サポートに対して重要な意義を持つ。同センターには、技術が先進的で自主制御が可能な中科曙光製の次世代高性能コンピュータが設置されている。計算能力(ピーク値)は100ペタフロップスで、ストレージ領域は100PB。メインシステムの持続的な計算性能(実測値)は、世界の同じ時期の先頭集団に入っている。
河南省科学技術庁の関係責任者によると、国家スパコン鄭州センターは国家重大戦略及び地域経済・社会発展の必要性を見据え、中原地区を立脚点として周辺に影響を及ぼし、全国にサービスを提供し、デジタル経済、社会管理、環境ガバナンス、ハイエンド設備、人工知能(AI)などの一連の重点的で特色ある応用を展開する。また、河南省及び周辺地域の経済・社会発展に力強い計算力のサポートを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年11月26日