米大リーグ、前オリオールズのラファエル・パルメイロ内野手が9日、自身の禁止薬物使用が発覚したことについて声明を発表し、「ステロイドを意図的に使用したことは一度もない。医師の意見を聞かなかったのは軽率だった」とし、間違って摂取したと釈明した。
パルメイロは3月に開かれた米下院の政府改革委員会に召喚された際、「これまでにステロイドを使用したことはない」と証言。その後、大リーグ機構の薬物検査でステロイドのスタノゾロールが検出され、8月に10日間の出場停止処分を受けた。議会では3月の証言が偽証罪に当たる可能性あるとして調査を進め、10日に調査結果を公表する予定。
同選手は「自分自身が最も当惑し落胆している。家族、チームメート、ファンに痛みを与えたことを深く後悔している」と改めて謝罪した。(ニューヨーク時事)