【ベルリン斎藤義彦】13日にベルリンの五輪スタジアムで行われたW杯ブラジル・クロアチア戦の後半40分ごろ、赤と白のペイントを顔に施した若い男がピッチに乱入、クロアチアのFWプルショに抱きついた。男はすぐに排除され、選手への危害はなかった。
dpa通信によると、男は警備員を殴ったうえ、マラソン選手用のゲートから内部に侵入し、ピッチに入ったらしい。警察の取り調べに対し、男は身元も含め黙秘しているという。W杯ドイツ組織委は男に残りすべての試合について入場禁止措置を取る意向。
毎日新聞 2006年6月14日 10時50分