サッカー・ワールドカップ(W杯)は第7日の15日、1次リーグA組でエクアドルとコスタリカが対戦。エクアドルが快勝し、初の16強入りを決めた。中盤での豊富な運動量で勝ったエクアドルは前半8分、高い位置でのボール奪取からデルガド、バレンシアと展開。右クロスをC・テノリオが頭で合わせて先制した。速攻と遅攻を織り交ぜ、サイドを生かす形を徹底。後半にも9分にデルガドが角度のないところから追加点を挙げ、終了直前にもカビエデスの得点で突き放した。コスタリカはワンチョペを軸に、カウンターや相手DFの背後を突く攻めで打開を図ったが、相手に封じられた。
毎日新聞 2006年6月16日 8時24分