群馬県警高崎署は26日、客を乗せて飲酒運転したとして同県高崎市中居町2、タクシー運転手、中山株重(もとしげ)容疑者(61)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。
調べでは、中山容疑者は26日午前0時10分ごろ、JR高崎駅西口で男性客を乗せ約30分間、同市内を飲酒運転した疑い。酒のにおいや乱暴な口調に気付いた客が駅に戻るよう指示し、駅前交番に駆け込んだ。靴下に飲みかけの焼酎の空き瓶を隠し、呼気1リットル中0.35ミリグラムのアルコールが検出された。
中山容疑者はこの日、客待ちの間だけでなく、別の客を乗せて走行中も車内で缶ビールや焼酎を飲んでいたという。【杉本修作】
毎日新聞 2006年9月26日