サッカーの女子ワールドカップ(W杯)への5大会連続出場を目指す日本代表は15日、トルーカ(メキシコ)で17日(日本時間18日)に行われるメキシコ代表との大陸間プレーオフ第2戦に向けた調整を行った。
快晴で気温20度以上という好条件の中、宿泊ホテルの施設で約2時間の練習。最初の約30分で体をほぐすと、その後は関係者以外をシャットアウトして組織的な動きの確認などに費やした。エースの沢(日テレ)をはじめ、選手は明るい表情。高地での試合とあって選手の体調管理に気を配る大橋監督は「走ると息苦しいが、だれも体調を崩さずにできている」と状態のよさを口にした。(共同)
〇…メキシコ入りして4度目の練習で、ようやく本格的にメニューをこなした。トルーカは標高約2600メートル。これまでは時差ぼけ解消や高地に慣れるため、軽いメニューに限定してきたそうで、大橋監督は「ようやく通常の練習ができた」と予定通りの調整ぶりにひと安心の様子だった。
高地の影響はあるが、選手たちは気合十分。宮間(岡山湯郷)は「影響はあるが、そんなことは言っていられない」。4年前にメキシコ市でのプレーオフを経験している沢も「やっぱりきつい。でも苦しくてもやらないといけない」とたくましかった。(共同)
毎日新聞 2007年3月16日 8時16分 (最終更新時間 3月16日 8時19分)