大阪市内の繁華街にあるコンビニエンスストアで、いきなり男が2人の店員の首をカッターナイフで切りつけ、大けがをさせました。店内の防犯カメラが犯行の一部始終をとらえていました。
深夜のコンビニエンスストア。商品を並べる男性店員の後ろに、大きなカバンを持った男が現れます。男はおもむろにカッターナイフを取り出し、無言で店員に切りつけました。
そして、カウンターにいた女性店員も切りつけ、現金を狙ってか、レジを開けようとします。しかし、レジには鍵がかかっていて、何も取らずに逃げました。
10日午後11時半すぎ、大阪市北区のコンビニエンスストアで起きた強盗殺人未遂事件。男性と女性の2人の店員は共に首を刺され、全治2週間の大けがです。
店は大阪のメインストリート御堂筋からすぐの繁華街にあり、事件当時、複数の客がいました。
「髪はボサボサな感じで、すごく挙動不審な感じでした。オタクっぽい服装で、大きいバッグを肩から提げて」(目撃者)
店には2台の防犯カメラが設置されていて、男の犯行までの一部始終をとらえていました。男は、犯行のおよそ50分前に入店。ひたすら店内をうろついていて、その際、顔もはっきりと映っています。
男は、凶器のカッターナイフを店のゴミ箱に捨てて逃走。店の近くの地下鉄に乗って逃げたこともわかっていて、駅の防犯カメラにも男の姿が映っていました。
男は年齢40歳くらいで、身長160センチから165センチ。警察は強盗殺人未遂容疑で、男の行方を追っています。(11日18:02)