12日午前、都内で住宅などが焼ける火事が2件相次ぎ、あわせて3人が死亡しました。
午前9時45分ごろ、世田谷区・代田の住宅から火が出ていると119番通報がありました。
火はおよそ60平方メートルを焼いて、1時間ほどで消し止められましたが、この家に住む齋田悦子さん(75)が死亡しました。警視庁と東京消防庁が出火原因を調べています。
一方、午前3時10分ごろ、足立区・西新井の木造2階建てのアパートから火が出て、およそ180平方メートルが全焼しました。
この火事で、アパートの2階に住む齋藤良子(88)さんとみられる女性と、1階に住む中村定子さん(73)とみられる女性の2人が、全身にやけどをするなどして死亡しました。
2人はいずれも一人暮らしだったということで、警視庁などで身元の確認を急ぐとともに、出火の原因を調べています。(12日15:17)