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＜世界遺産＞島根大生が石見銀山遺跡の岩を採取、持ち帰る島根大は１０日、総合理工学部４年の男子学生（２２）が世界遺産の石見銀山遺跡（島根県大田市）で、岩盤遺構や坑道跡の「間歩（まぶ）」付近の岩石をハンマーでたたいて採取し、持ち帰っていたと発表した。卒業論文の研究のためだったが、文化庁の許可を得ていなかった。市は「文化財保護法違反の可能性がある」として学生と大学側から事情を聴いている。

　　島根大によると、学生は９月９日と１６日、間歩から掘り出された岩石や、間歩付近の岩盤遺構など約１０カ所をハンマーで割り、拳大の石５、６個を持ち帰った。岩石の年代測定や、含まれている鉱物の構成などを調べる卒業論文研究の試料にしていたといい、「遺跡の重要な所と思わず、転がった石なら大丈夫だろうと思った」などと話しているという。

　　島根大の山本広基副学長は「重大な問題として受け止めている。再発防止に努めたい」と謝罪した。
  据报道称，10日岛根大学综合理工系四年级男学生（22岁）在世界遗产石见银山遗迹（岛根县大田市），使用锤子对岩盘遗存构造和被称为[间布]的坑道遗迹附近的岩石进敲打开采，并且带回家。虽然目的是为了毕业论文的研究，但没有得到文化厅的许可。市政府以[可能违反文化财产保护法]为由向学生和大学方面询问相关事宜。
  根据岛根大学称，该学生在9月9日和16日，将在间步挖出的岩石加上使用锤子在间步附近岩盘遗构等十处挖出的拳头大小5、6块石头带回了家。据说是为了完成研究测定岩石年代、所含矿物构成等项目的毕业论文，所需的试验材料，大学生解释“没有考虑到是遗迹的重要地方，认为如果是掉落的石头就不会有问题”的理由。
  岛根大学的山本广基副学长道歉到“作为重大问题予以阻止。努力防止再次发生。”