男子第50回、女子第20回東日本実業団対抗駅伝競走大会(毎日新聞社など後援)は3日、さいたま市から熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場までのコースで行われる。2日には各チームのオーダーが発表された。
男子は7区間77.5キロに24チームが出場し、午前8時に埼玉県庁前をスタート。上位14チームが全日本大会(来年元日、群馬)の出場権を得る。最長の2区(15.1キロ)には、2連覇を狙うHondaが好調なベテラン、石川末広を起用。前回2位のコニカミノルタはエース松宮隆行、3位の日清食品グループは新人の佐藤悠基(東海大)を配した。
女子は6区間42.195キロで午前8時20分にJRさいたま新都心駅東口前を出発する。出場14チームのうち、13位までが全日本大会(12月13日、岐阜)に出場。残りの1チームも2時間20分以内にゴールすれば出場権を獲得する。10連覇を狙う三井住友海上は、大黒柱の渋井陽子が右足のけがから復帰途中で欠場。エース区間の3区には、大平美樹をあてた。前回2位の豊田自動織機は新谷仁美が3区へ。4位の第一生命は、8月の世界選手権マラソン銀の尾崎好美が調整不足でエントリーしなかった。【井沢真】