第20回中部・第19回北陸実業団対抗女子駅伝競走大会(毎日新聞社後援)開会式が17日、岐阜市内であった。参加6チーム(中部5、北陸1)を代表し、デンソーの丸毛静香選手が「チーム一丸となってたすきをつなぎ、全力を尽くすことを誓います」と宣誓した。
12月に岐阜で行われる全日本実業団対抗女子駅伝(毎日新聞社共催)の予選で、今年から舞台を淡路島から岐阜に移した。県庁前を18日午前9時半スタート。羽島市文化センター前折り返しで2往復し6区間38キロで競う。中部3位以内と北陸1位が本大会出場切符を得る。
優勝争いは層が厚いデンソーと、昨年本大会の出場権を得ながらコース下見中の交通事故で辞退したスズキが軸。スズキはエース松岡範子が調整遅れで出場を見送ったが、最長区間の3区(9.3キロ)で起用された、ユタカ技研から加入したアン・カリンジ(ケニア)に注目したい。【鈴木英世】