三菱自動車(7211)は27日、インドネシアに総投資額600億円で新工場を建設すると発表した。現地パートナーの「PT・クラマ・ユダ」(ジャカルタ市)と2015年3月に合弁会社を設立し、インドネシアの西ジャワ州内の工業団地に新工場を設ける。出資比率は三菱自が51%、三菱商事(8058)が40%、クラマ・ユダは9%。新工場は17年4月に操業を始める予定で、年産16万台を計画する。
これまで生産してきた小型トラック「コルト L300」などに加え、新開発の小型MPV(多目的車)や新型多目的スポーツ車(SUV)「パジェロスポーツ」も生産する。生産車の一部は東南アジア諸国連合(ASEAN)各国にも輸出し、タイに続く主要生産拠点としての役割を果たすという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕