【ワシントン=岩本昌子】米サプライマネジメント協会(ISM)が4日発表した2月の非製造業景況感指数は、前月比0.2ポイント上昇の56.9だった。市場予測の平均(56.5程度)を上回り、2カ月連続で上昇した。
内訳では「雇用」の指数が4.8ポイント上昇の56.4だった半面、「事業活動」を示す指数が2.1ポイント低下の59.4となった。「新規受注」も2.8ポイント低下の56.7だった。石油価格の低下が非製造業に良い影響を与えているとの指摘があった一方、米西海岸港湾での労使対立の影響による業務の滞りを懸念する声も目立った。