ソニーから独立したVAIO(バイオ、長野県安曇野市)と仮想移動体通信事業者の日本通信は12日、「VAIOフォン」を発表した。20日から出荷を始め、家電量販店などで販売する。料金は24回払いで通話・通信料込みで税別月2980円から。年間数10万台の販売を目指す。
日本通信が企画し、バイオがデザインを監修した。基本ソフト(OS)は米グーグルの「アンドロイド」で、画面は5型だ。市外局番「03」で始まる番号が使えるほか、固定電話にかかってきた電話を受けられるようにする。税別5万1千円で単体でも販売し、他の携帯電話会社のサービスも使える。
バイオはソニーのパソコン部門が独立して昨年7月に発足した。今回がスマホの第1弾製品となる。