ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)を運営するユー・エス・ジェイのグレン・ガンペル社長は18日、沖縄県に新たなテーマパークをつくる方針を表明した。具体的な場所や時期は明らかにしなかったが、名護市のネオパークオキナワ(名護自然動植物公園)と周辺地域が候補地に挙がっているとみられる。
大阪市内で報道陣の取材に応じたガンペル社長は「大阪以外でも会社として大きく成長したい」と語った。新しいテーマパークの規模については「USJや東京ディズニーランドよりは小さいが、比較的大きなパークになる」と説明。USJのように映画やテレビ番組を題材とするのでなく「沖縄に合ったものを展開し、インバウンドも含めて考える」。「計画の初期段階にすぎず、うまく開業できるか分からない」とも話した。
大阪市のUSJでは約100億円を投じ、映画「ジュラシック・パーク」を題材にした新しいジェットコースターを2016年春に開業する計画も明らかにした。