【ローザンヌ=共同】スイス西部ローザンヌで行われている、イラン核問題をめぐる欧米など6カ国とイランの協議は最終日の29日も結論が出ず、日程を延長して外相級での調整を続けることを決めた。
両者は月末までの枠組み合意を目指しているが、米政府当局者は「溝は狭まっているが、まだ非常に困難な問題が残っている」と語り、31日まで交渉が続く可能性が高いとの見方を示した。
29日にはロシアのラブロフ外相、英国のハモンド外相がローザンヌに合流。30日には昨年11月以来となる、6カ国とイランの全外相による会合が開かれる予定。