網走地方気象台(北海道網走市)は7日、網走市で陸から流氷が最後に見えた「流氷終日」が3月8日で、1946年に統計を始めてから最も早かったと発表した。平年より34日、昨年より53日早い。
気象台は「冬の気温が平年より高めに推移し、オホーツク海の海氷域も記録的に小さかったため」と説明している。これまでの記録は2011年の3月12日だった。
気象台によると、流氷が見えた「流氷期間」は56日で、統計開始から5番目に短かった。平年より25日、昨年より44日短い。独自に流氷を観測している紋別市も7日、流氷終日が3月15日だったと発表した。〔共同〕