気温の低い日が続き、黄河の上流と下流が結氷している。冷たい空気の影響により、下流の山東省の河口付近では2020年から2021年にかけての流氷期初の結氷が生じるとみられている。中央テレビニュースが伝えた。
1月5日10時現在、黄河の結氷は708.5キロメートルに及んでいる。そのうち上流の寧蒙区間の結氷は649.5キロメートルに達した。現在、流氷区間も結氷区間も水の勢いは安定しているという。
黄河は上・中流域が結氷し、下流も冷たい空気の訪れにともなって、2020年12月30日には河口区間に流氷が再び出現した。流氷区間は104キロメートルに及び、流氷の密度は10-50%だった。天気予報によると、1月6日から8日にかけて、下流には冷たい空気が流れ、流氷が引き続き広がるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年1月7日