【ワシントン=岩本昌子】全米住宅建設業協会(NAHB)が15日に発表した4月の住宅市場指数は56で、前月分の改定値から4ポイント上昇した。上昇は5カ月ぶり。同指数は50以上だと住宅建築業者が新築一戸建て住宅販売市場の状況を「好調」と見ていることを示す。
内訳で「現在の住宅販売状況」は前月比3ポイント上昇の61、「今後6カ月の販売見通し」は5ポイント上昇の64で、「客足」は4ポイント上昇の41だった。NAHBは「住宅建築業者は低金利と雇用の改善が住宅市場への客足を後押しすると信じている」と分析している。