KDDIは22日、地震が発生した際に震度や住宅の被災具合を計測・通知する防災システムをミサワホームと共同開発したと発表した。住宅の基礎部分に取り付けたセンサーで揺れを計測。室内のモニターで震度や建物・地盤の被災具合を表示し、警告音でも知らせる。
システムはKDDIの高速通信サービス「LTE」に対応。多数の住宅で計測したデータをミサワホームが収集して居住者のサポートに役立てる。ミサワホームの新築住宅を対象に4月下旬からサービスをはじめる。利用料は設備や工事費、5年間の通信料などを含めて13万3000円程度。