マツダ(7261)は24日、2019年3月期に配当性向を20%以上と、15年3月期の2倍以上に引き上げる経営目標を発表した。自己資本比率も45%以上と10ポイント程度引き上げ財務基盤を強化し、株主配分を増やす。
世界販売台数も19年3月期までに15年3月期比18%多い165万台を目指す考え。
同日発表した16年3月期の世界販売台数見通しは15年3月期比7%増の149万台と2月時点の予想(152万台)から下方修正した。小飼雅道社長は都内で開いた決算説明会で、「グローバルで広範に市場開拓を進めたが、中国や一部の新興国での需要を取り込んでいない」と話した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕