【ニューヨーク=共同】米大リーグ、ヤンキースは28日、田中将大投手(26)が右手首と右前腕部の炎症のため、15日間の故障者リスト(DL)入りすると発表した。7~10日間はノースローで調整し、戦列復帰まで約1カ月かかる見通し。キャッシュマン・ゼネラルマネジャーは昨夏に靱帯の部分断裂が判明した右肘は、磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けて問題がなかったことを明らかにした。
田中は「非常に残念だが、大きな異常は見られなかったし、一日も早くしっかり治して戻ってこられるように努力していきたい」と前向きに話した。26日にブルペンで投球練習を行い、翌朝に右手首に違和感を覚えた。28日の朝、痛みが増したことから病院で診断を受けた。右肘に問題がなかったことについて「それは良かったと思う」と話した。
大リーグ2年目の今季は開幕投手を務め、4試合に投げて2勝1敗、防御率3.22。29日のレイズ戦に先発予定だった。