【ナッソー=共同】陸上の第2回世界リレー大会は2日(日本時間3日)、バハマのナッソーで開幕し、日本は上位8チームに与えられる来年のリオデジャネイロ五輪の出場権獲得を目指す。男子400メートルリレーで19歳のエース桐生祥秀(東洋大)は1日、「8番以内をしっかり取りたい」と意欲を示した。
前回5位の日本は雨の中、本番会場でバトンパスのチェックをした。大会前に故障者が相次ぎ、北京五輪代表の塚原直貴(富士通)も現地入り後に脚を痛めて欠場する見通しだ。予選は米国、中国などと同じ3組の1レーン。第3走者が有力な桐生は「メンバーは少し変わったけどやるしかない。米国は豪華メンバー。それに負けないように決勝に残りたい」と意気込んだ。
第2走者を務める予定の29歳の藤光謙司(ゼンリン)は「ベテランの経験で若いチームを引っ張っていく」と話した。