世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦12回戦は6日、東京・大田区総合体育館で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が同級7位のジョムトーン・チューワッタナ(タイ)を2回1分15秒TKOで下し、日本歴代2位に並ぶ10度目の防衛に成功した。同1位は具志堅用高の13度。
内山は35歳5カ月での世界王座防衛で、西岡利晃の35歳2カ月の最年長記録を更新した。
ライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)は同級14位のクワンタイ・シスモーゼン(タイ)に8回36秒TKO勝ちで初防衛した。戦績は内山が24戦23勝(19KO)1分け、田口は25戦22勝(9KO)2敗1分け。
世界ボクシング機構(WBO)女子ミニフライ級タイトルマッチ10回戦は、王者の池原シーサー久美子(フュチュール)が挑戦者の江畑佳代子(ワタナベ)を7回負傷判定で下し、2度目の防衛を果たした。〔共同〕